韓国安山市--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ソウル半導体の第2世代LED技術を盗み取った台湾企業エバーライト(Everlight Electronics Co., Ltd.)は、第1審に続き、技術奪取の疑いで起訴された控訴審でも有罪が確定された。技術を引き抜いてエバーライトに渡したソウル半導体の元役職員3人に対しても実刑が宣告された。


2022年6月、水原地裁は不正競争防止保護法および産業技術の流出防止および保護に関する法律(産業技術保護法)違反の疑いで起訴されたエバーライトの控訴審で、海外企業としては最高額の罰金刑を言い渡した原審判決を確定した。

エバーライトはソウル半導体に勤めていたK常務、S室長など3人を買収し、LED産業の第2世代技術であるソウル半導体の自動車LED技術を奪取した疑いで裁判に付された。第1審で有罪判決を受けたエバーライトは控訴した。しかし、むしろ裁判所はソウル半導体の技術が営業秘密だけでなく国家産業技術保護法上の先端技術に該当し、ここに産業技術流出不正取得疑惑も追加的に認められるとし、有罪判決を確定したのである。技術を引き抜いたソウル半導体の元役職員には懲役2年、執行猶予2~3年を宣告した。

ソウル半導体は国内1位、世界3位のLED(光半導体)専門企業である。ソウル半導体は過去30年間、光半導体の開発に専念し、1万8千社余りの競合他社より圧倒的な特許数を保有している。特許技術力を基にLED産業分野の第2世代技術をリードし、ソウル半導体ならではの超格差特許競争力を成し遂げた。しかし、ソウル半導体は表ではESG経営を叫び、裏では技術をコピーする2つの顔を持つ一部大企業のせいで困難を経験している。彼らは安価で侵害品を買い入れて再び売り戻す中継貿易を日常的に行うなど、市場を混乱させているからである。

ソウル半導体のイ·ジョンフン代表は「知識財産は大韓民国が経済強国に跳躍できる踏み台であり、若い創業者が生き残り発展でき、より良い人生を暮らすための唯一の手段である」として「技術盗みなどの違法を日常的に行う悪い企業は必ず公開されなければならない」と話した。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 ソウル半導体:韓国のLED技術をコピーした台湾企業エバーライト、技術奪取の疑いで刑事処罰が確定