~セプトン、2023年までに複数の車両プラットフォームに導入される世界初の大量市場向けLidarメーカーへ~

カリフォルニア州サンノゼ発--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Lidarソリューションのプロバイダーである Cepton Technologies, Inc. (セプトン・テクノロジー、以下「セプトン」)は、デトロイトに本社を置く世界的な自動車OEM(以下「デトロイト拠点のOEM」)から、現在業界では最大規模1となるADAS用Lidarの量産案件を受注したと発表しました。これは、シリコンバレーを拠点として今月で創業から5年を迎えるセプトンのみならず、Lidar業界にとっても画期的な節目となります。



デトロイト拠点のOEMは、高級モデルに限らず、複数のクラスおよびモデルに搭載される次世代の先進運転支援システム(ADAS)について、セプトン製Lidarを採用する見込みです。これにより、車載用ADAS向けのLidar技術は業界初となる大量市場での導入が実現する可能性があり、2023年にはコンシューマ車両への導入が予想されます。


セプトンは、株式会社小糸製作所(以下、小糸製作所)とのパートナーシップにより、この先駆的な量産案件を受注しました。小糸製作所は、セプトンにとってパートナーであり、出資者でもある自動車用照明器の大手Tier 1サプライヤーです。本パートナーシップではMMT®ベースのVista®-X90車載グレードLidarを、セプトンの主要コンポーネントと技術を使用して製造する非独占的ライセンスを、小糸製作所に提供しました。Vista®-X90の製品開発は、量産案件獲得から1年半の間に大きく進展しています。


今回の量産案件の一部として既に複数のOEMモデルが決定しており、現在のところ業界最大規模の受注となります。セプトン製Lidarは、これらの車種に加え、デトロイト拠点のOEMが今後数年内に追加する予定の車種にも導入されるため、公表されている他のLidar量産プログラムの台数を大幅に上回る見込みです。これは、特許取得済みのセプトンのMMT® Lidarが、ミラーレスかつ摩擦のない非回転式Lidar技術を採用することで、大量市場のADAS Lidarにとって不可欠な優れた性能と高い信頼性、低コストの3つの要素をバランスよく兼ね備えていることを示しています。セプトンのMMT® Lidarは、小型化と低消費電力の優れた組み合わせを特徴としており、車両への組み込みにおける柔軟性を最大限に高め、フェイシアやヘッドランプへの内蔵化、ルーフ上、フロントガラス裏など、さまざまな取り付けオプションを可能にしています。そのため、セプトンのVista®-X90 Lidarは、車両に対するシームレスで革新的な組み込みを可能にします。


セプトンのCEO兼共同創設者であるジュン・ペイ博士は、次のように述べています。「自動車業界における世界有数の大手であるだけでなく、ADASや自動運転のパイオニアかつリーダーと認められている自動車OEMと協働できることを大変嬉しく思います。自動車の安全性と自律性に関する同社の長期的ビジョンの実現のためにセプトンが選ばれたことは光栄です。また、小糸製作所と提携し、この画期的な量産プログラムにおいて、その製造および品質面でのリーダーシップを活用できることも大変喜ばしく、将来のADAS Lidar採用おけるスタンダードを確立することになるでしょう」と述べました。


ペイ博士はまた、次のように述べています。「セプトンはADASを焦点として2016年に設立され、Lidarを日常的に利用する乗用車に欠かせない自動車安全センサーにすることを目指してイノベーションを進めてきました。現在は、今後数年以内に、より安全で楽しい運転体験を消費者に提供することに力を注いでいます」


セプトン・テクノロジーについて


セプトンは、自動車(ADAS/AV)、スマート シティスマートスペース、スマートインダストリー用途など多様な市場向けに最先端のインテリジェントLidarベース・ソリューションを提供する世界有数の企業です。セプトンが特許を取得したMMT®ベースのLidar技術は、スマートアプリケーション向けに長距離・高解像度の3D認知を提供する、信頼性の高い、拡張性と費用対効果に優れたソリューションを実現します。


2016年に設立され、幅広い最先端Lidar・イメージング技術について合わせて20年超の経験を有する業界のベテランが率いるセプトンは、大量市場向けの高性能かつ高品質なLidarソリューションの商業化に注力しています。米国カリフォルニア州サンノゼに本社を構え、ドイツ、カナダ、日本、インドに拠点を置き、世界的な顧客基盤は急速に拡大しています。詳細についてはウェブサイト(www.cepton.com)をご覧いただき、TwitterLinkedInで当社をフォローしてください。


将来予測に関する記述


本ドキュメントに記載されている一部の記述は、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)のセーフハーバー条項に基づいて作成した「将来予測に関する記述」です。該当する将来予測に関する記述は、将来の事象に関するセプトンの現在の見通しまたは考えを反映したものであり、実際の事象は現在の見通しとは大きく異なる可能性があります。該当するすべての将来予測に関する記述は、様々なリスクや不確実性を伴い、それには(1)Tier1パートナーやOEM顧客を含む組織との、いずれも独占的でない戦略的関係の成功、(2)セプトンの主要顧客の売上の変動、および(3)自動車市場の現在のトレンドなどが含まれます。セプトンは、新たな情報、将来の出来事、その他の結果にかかわらず、将来予測に関する記述を公的に更新する、あるいは修正する義務を負うものではありません。


1 受注車種数および公表されている情報ベースで最大の量産案件


Contacts


メディア担当連絡先:セプトン・テクノロジー

担当:Faithy Li (media@cepton.com)


セプトン・テクノロジー広報担当

株式会社井之上パブリックリレーションズ

担当:鈴木、中村、塚田(cepton@inoue-pr.com

情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 セプトン、デトロイトに本社を置く世界的自動車OEMからADAS用Lidar量産案件を業界最大規模で受注