東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- キオクシア株式会社は、3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH™」の生産能力の増強を目的に、四日市工場(三重県四日市市)において、新しい製造棟となる第7製造棟(Y7棟)を2021年春から建設することを決定しました。



グローバル社会における技術革新により、膨大なデジタルデータの生成、蓄積、活用が加速しています。更には、クラウドサービス、5Gサービス、IoT、AI、自動運転などの普及により、今後もフラッシュメモリ市場は中長期的な拡大が見込まれます。当社はY7棟で最先端フラッシュメモリ製品を生産することで需要拡大に対応してまいります。


Y7棟は、現在、土地の造成を進めている工場敷地の北側に建設します。市場動向を見極めながら、最先端フラッシュメモリ製品を生産する最適なスペースを確保するという観点から、2期に分けて建設することとし、今回は第1期分を建設する予定です。Y7棟第1期分の竣工は、2022年春の予定です。今回の建屋建設投資は営業キャッシュフローの範囲内で行う計画です。


キオクシアと米国ウエスタンデジタル社は20年にわたるパートナーシップを継続し、製造棟の運営で協力し、Y7棟における共同投資を今後進める予定です。


Y7棟は、地震の揺れを吸収する免震構造を採用するとともに、最新の省エネ製造設備を導入するなど環境面にも配慮した工場となる予定です。また、世界最大級のフラッシュメモリ生産規模を有する四日市工場において、人工知能(AI)を活用した生産システムの導入などを通じ、さらに生産性を向上させます。


今後も当社は、「『記憶』で世界をおもしろくする」というミッションのもと、「メモリ技術」で新しい時代を切り拓くことを目指し、市場動向にあわせたタイムリーな設備投資や研究開発など、メモリ事業の競争力強化に向けた取り組みを積極的に展開してまいります。


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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 キオクシア:四日市工場 新製造棟(Y7棟)の建設開始について