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リップルは昨年にも、当社年次カンファレンスのスウェルでOn-Demand Liquidity(ODL)を発表しました。これは、デジタル資産のXRPをブリッジ通貨として活用することで国際支払いにおいて事前に資金を用意する必要性をなくすためのものです。
ODLの商業化から1年経たない間にリップルの規模と顧客からの関心は飛躍的に拡大し、20数社を超える顧客がODLの利用を登録しました。ODLの使用を決めた顧客には特に、MoneyGram、goLance、Viamericas、FlashFX、Interbank Peruといった企業が含まれます。第1四半期末から10月末までにODLを使用したトランザクションの数は7倍以上となりました。
ODLは、メキシコとフィリピンの間に支払い回廊を初めて設けました。その後回廊はオーストラリアにも広がり、間もなくブラジルも加わります。アジア太平洋、欧州・中東・アフリカ、中南米でも回廊を追加する計画が、2020年に向けて進んでいます。
「これまでのところ、今年はリップルにとって最も力強い年となっています。2019年には、顧客の勢いの継続、RippleNetの成長、On-Demand Liquidityの導入がありました。当社がODLを開始してわずか1年で、顧客のために利益面の成果を既に達成しています。この勢いを来年に継続することや、ODLを新市場に拡大することに期待を感じています」と、リップル最高経営責任者(CEO)のBrad Garlinghouseは語っています。
6月に、世界最大の送金企業の1社であるMoneyGramが、ODLを実装する計画を発表しました。発表のわずか2カ月後には、MoneyGramはRippleNetを実際に利用して処理を行うようになりました。同社は当初は米国からメキシコ向けの送金でスタートし、その後フィリピンへの国際送金も開始しました。
「MoneyGramの中核的強みの1つが当社のグローバル流動性・決済エンジンであり、当社顧客は200カ国・地域以上で送金することができます。当社のリップルとの提携は、この強みを改善することに役立っており、当社は既にバックエンド能力を効率化する上でのこの製品の力を認識し始めています。当社は初めて数秒で通貨の決済が終わるようになっています。その結果として、当社はリップルとの提携を拡大しており、ODLを使用したフィリピン・ペソとの為替取引の開始を発表できることをうれしく思います」と、MoneyGram最高経営責任者(CEO)のAlex Holmesは語っています。
リップルは、6大陸45カ国以上にRippleNetを使用する顧客を持ち、70カ国以上で支払い能力を有しています。最近のリップルの顧客とパートナーには、パキスタンのファイサル銀行、カタールのカタール・ナショナル銀行、バングラデシュのbKash、英国のフィナストラが含まれます。
リップルについて
リップルは、ブロックチェーンの力を利用することで世界的な送金の体験をスムーズにしています。リップルの成長中の世界的ネットワーク(RippleNet)に加わることで、金融機関は顧客による支払いを世界のどこからでも瞬時に信頼性が高く費用効果の高い形で処理できます。銀行や送金サービス会社は、デジタル資産のXRPを使用して一層の費用の節約や新市場へのアクセスを実現できます。サンフランシスコ、ワシントンDC、ニューヨーク、ロンドン、ムンバイ、シンガポール、サンパウロ、レイキャビク、ドバイにオフィスを持つリップルは、世界に300社を超える顧客を擁しています。
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Megan Katz
press@ripple.com