認定されたIoT向けLTE接続ソリューションは新たなIoTデバイスの信頼性と短期の市場投入を保証

パリ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- IoT向けLTE用のチップとモジュールを提供する一流企業のシーカンス・コミュニケーションズ(NYSE: SQNS)は、当社のMonarch(モナーク)SiP (システムインパッケージ)とMonarch GM01Qモジュールが日本の最大手移動体通信事業者3社から使用認定を受けました。両デバイスはシーカンスのMonarch LTE-M/NB-IoTチップを基盤としています。Monarch SiPはスカイワークスと共同設計したものであり、スカイワークスのマルチバンドRFフロントエンドモジュールをコンフォーマルシールドの使用によって小型パッケージに収めることで、最小IoTデバイスのサイズ要件に適合できるようにしています。Monarch GM01QとMonarch SiPはいずれもデバイスメーカー向けの完全なソリューションとしてデザインされており、これらによりIoTのビジネス事例を成功させるために必要な超低消費電力とカバレッジ拡張機能を備えたIoTデバイスを構築できます。



業界アナリストによれば、日本におけるIoTは活況期にあり、IoTデバイスは検針、農業、運輸、電子決済、監視、デジタルサイネージなどの市場分野に導入されています。スタティスタ・リサーチは、日本のIoT市場の価値が2024年までに1兆8300億円に達すると予測しています。



シーカンスのGeorges Karam最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「日本におけるIoTは巨大な市場機会をもたらすものであり、私たちは認定されたMonarch GM01QモジュールとMonarch SiPを完全な実証済みのIoTデバイスメーカー向けソリューションとして提供することで、これらメーカーが完全な自信をもって日本の至る所で製品を投入できるようになったことをうれしく思います。Monarch SiPとMonarch GM01Qの認定の前にも既に、これらモジュールの基盤となる当社製チップが認定されており、Monarchが日本の重要なIoT向けLTEエコシステムにとって不可欠の要素になったことを示しています。」



シーカンスのMonarch GM01Qモジュールは、シーカンスのMonarchチップと、完全なLTEモデムシステムに必要なその他の要素から構成されます。これらは、LTEに最適化したトランシーバー、世界規模でのLTEバンドをサポートするための完全なシングルSKU™ RFフロントエンド、重要インターフェースを含むもので、すべてを単一の小型LGAパッケージ(20 x 21 x 1.5 mm)に収めて、数多くのIoTアプリケーションタイプをコスト効率良くサポートできるようにしています。



シーカンスのMonarch SiPはGM01Qと同様、スカイワークスの汎用無線フロントエンドを特別パッケージに搭載しており、世界最小・最薄のLTE接続ソリューション(8.8 x 10.8 x 0.95 mm)に結実しています。ヘルスケアウエアラブル製品やパーソナルトラッカーなど、スペースが極めて制約されたIoTデバイス向けにデザインされています。



Monarch SiPとMonarch GM01Qはいずれも、節電モード(PSM)と間欠受信間隔延長(eDRX)に完全対応することで、多くのIoT使用例で必要な長いバッテリー駆動時間を実現しており、また奥まった室内や遠隔地での配備において通信エリアを拡張する上で必要なカバレッジ拡張モードも提供します。Monarch GM01QとMonarch SiPはシーカンスの専有的な動的電力管理とeco-Paging™の技術を搭載しており、これらにより1マイクロアンペアという業界有数の最低レベル消費電力がもたらされ、eDRXの消費電力は数十マイクロアンペアとなります。



またMonarch SiPとMonarch GM01Qは、日本の規制機関であるJATE(電気通信端末機器審査協会)とTELEC(テレコムエンジニアリングセンター)から準拠認証を受けています。



日本以外にも、Monarch GM01Qは米国、欧州、オーストラリアで、Monarch SiPは米国で認定されています。



シーカンス・コミュニケーションズについて



シーカンス・コミュニケーションズ(NYSE: SQNS)は、モノのインターネット(IoT)と広範なブロードバンドデータデバイス向けにシングルモードLTEチップ/モジュールを提供する一流企業です。2003年に設立されたシーカ ンスは7世代にわたってLTE技術の開発と供給を行い、そのチップ製品は世界のネットワーク向けに様々な認定を受け、出荷されています。現在、シーカンスは2種類のLTE製品を提供しています。その1つはStreamrichLTE™で、CPE、モバイル/ポータブルルーター、高性能IoTデバイスを含むブロードバンドデバイス向けに最適化されています。もう1つはStreamliteLTE™で、低データ速度デバイスや、ウエアラブル、トラッカー、センサーを含む狭帯域IoTデバイス向けに最適化されています。シーカンスはフランスのパリに本拠を置き、米国、英国、イスラエル、香港、シンガポール、スウェーデン、台湾、韓国、中国にも オフィスを置いています。インターネットでは、シーカンスの情報はwww.sequans.comでご覧いただけます。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「   シーカンスのLTE-M/NB-IoTネットワーク向けのMonarch SiPとMonarch GM01Qモジュールが日本の最大手移動体通信事業者3社から認定