革新的な土地リースの寄附で少なくとも72億ドルが得られる見込み



当カレッジは長年にわたりアジア太平洋の問題に焦点を当てることで、この地域の地政学的問題に関する研究・探求の地域拠点に


ホノルル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
ハワイ大学マノア校のシドラー・ビジネスカレッジは、卒業生のジェイ・H・シドラー氏が2014年に発表した寄附1億1100万ドルの最終支払い分を支払った直後に、現金と不動産土地リースで1億1700万ドルを寄付したと発表しました。シドラー氏の当カレッジへの寄附は計2億2800万ドルですが、これは大学の110年の歴史の中で最大の個人による寄附であり、公立大学の米国のビジネススクールに贈られた2番目に大きい寄附です。この最新の1億1700万ドルの寄付により、シドラー氏の以前の寄付によって促進された改善・拡大がさらに加速される一方で、将来的にそうする必要や要望がある場合には、40年以内においてカレッジの授業料を無料にするための安定した資金水準が提供されます。



この寄附は、当カレッジの永続的な資金源として、また公立教育機関の投資モデルとなり得るものとして設計されています。米国の主要都市の商業地区にある11棟の大規模なオフィスビルの土地の寄付を中心とする今回の土地および付随する土地リースの寄附により、実績としてインフレ率を上回る成長を示している非常に確かな運用不要のキャッシュフローが生み出されると予想されます。



その寄附の長期的な性質を確実にするために、シドラー氏は1つ重要な条件をつけました。大学は、99年の期限が終了するまでは寄付されたいずれの土地リースも売却できません。シドラー氏は、10件の土地リースにより、当カレッジが契約によるキャッシュフローとして最低21億ドルを得られると推計しています。土地リース期間の終了時に、当カレッジは関連するオフィスビルの完全な所有権を獲得します。そのビルと土地を合わせると、推計51億ドル相当になります。今回の土地と商業ビルによる寄附は、現在のリース期間中に少なくとも計72億ドルの収入をもたらすでしょう。



シドラー氏が2006年に最初の2500万ドルを寄附したことで、大学はこのビジネススクールにシドラー・ビジネスカレッジという名前を付けました。これに続いて、2014年の6900万ドルなど数回にわたり寄附がなされ、計1億1100万ドルになりました。



それ以来、当カレッジは国際的な学部ビジネスプログラムが評価されるようになり、USニューズ&ワールドレポートの2018年ランキングでは16位にランクされています。当カレッジの大学院プログラムには、中国と日本に焦点を当てたグローバルMBA、ベトナム・エグゼクティブMBA、ジュリス・ドクター/MBA、経営学Ph.D.が含まれます。



事実上、全教員が国際的な専門知識を有し(35パーセントがアジア太平洋地域出身)、コースや学術活動に世界的な視点を取り入れています。



1968年の卒業生(BBA)のシドラー氏は、次のように述べています。「私のビジネス界での成功の多くは、当カレッジでの教授の指導とクラスメートとの強力な関係によるものだと考えています。国際・アジア太平洋研究への強力な焦点と厳しいカリキュラムを有するハワイ大学で学んだ次世代の卒業生が、ビジネスと個人の両方の能力で国際社会に大きく貢献することを期待しています。」



1971年に、シドラー氏はザ・シドラー・グループの前身となる組織を設立しました。ザ・シドラー・グループは今日、米国の商業用不動産・ポートフォリオに株式・負債資本を投資し、新しい不動産関連会社を創設して投資しています。



詳細情報:http://shidler.hawaii.edu/gift



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記事名:「 ハワイ大学シドラー・ビジネスカレッジが卒業生のジェイ・H・シドラー氏から計2億2800万ドルの寄附を受ける