MIPI CSI-2 v2.0が高度なイメージング機能と能力をモバイル、IoT、医療機器、ウェアラブル、ドローン、車載システムで利用可能に


米ニュージャージー州ピスカタウェイ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- モバイル産業/モバイル関連産業向けのインターフェース仕様を策定する国際組織のMIPI®アライアンスは本日、広く普及しているMIPIカメラ・シリアル・インターフェース(CSI-2)を強化した次世代のMIPI
CSI-2SM v2.0
をリリースしました。




この新仕様により、設計者はモバイル、モノのインターネット(IoT)、ウェアラブル、医療、拡張現実/仮想現実、ドローン、車載システムで、複雑なイメージングとビジョンのニーズに対応できるようになります。



MIPI CSI-2 v2.0の主な強化点:




  • RAW-16およびRAW-20の色深度によって、イントラシーン・ハイダイナミックレンジ(HDR)と信号雑音比(SNR)を飛躍的に改善されるため、自律走行車や自律システムで高度なビジョン機能が利用できます。


  • 仮想チャネルを4から32へと拡張して、複数のデータタイプを処理する画像センサーの普及に対応しています。また高度な衝突回避機能などの先進運転支援システム(ADAS)アプリケーション向けに、多重露出とマルチレンジセンサーを組み合わせられます。


  • 遅延低減・伝送効率(LRTE)により、システムコストの負担を増やすことなく、イメージセンサーのアグリゲーションを増加できます。リアルタイムの認知、処理、意思決定を加速し、伝送を最適化してケーブルの本数とトグルレートを低減し、消費電力を削減できます。


  • 12-10-12圧縮の差分パルス符号変調(DPCM)が帯域幅を削減しつつ、圧縮による画像の乱れのない、優れたSNR画像を基幹的ビジョンアプリケーションのために実現します。


  • スクランブル処理がパワースペクトル密度(PSD)放出を低減して、無線干渉を最小化し、長いチャネルの到達力を向上させます。



CSI-2 v2.0は、MIPIアライアンスが策定した2つの物理層、MIPI
C-PHYSM
MIPI
D-PHYSM
のいずれにも実装できます。



台湾・新竹とインド・バンガロールで開催する2017年MIPI DevConにご参加ください



2017年MIPI DevConで、MIPI CSI-2 v2.0やその他のMIPI仕様、使用事例などについて学ぶことができます。詳細についてはhttp://bit.ly/2nGvBaLをご覧ください。



MIPI CSI-2 v2.0ウェビナーにご参加ください



開発者の皆さまは、2017年4月11日午前11時(東部夏時間)に開催するMIPI CSI-2
v2.0ウェビナーにぜひご参加ください。詳しい情報と登録については、http://bit.ly/2ozk7JBをご覧ください。



MIPIアライアンスの詳細や、当社とソーシャルネットワークでつながるには、ツイッターのページをフォローし、リンクトインのグループにご参加ください。MIPIアライアンスに参加するには、当組織のウェブサイトで「Join
MIPI
(MIPIに参加する)」にアクセスしてください。



MIPI®は、MIPIアライアンスが所有する登録商標です。MIPI CSI-2SM、MIPI
C-PHYSM、MIPI D-PHYSMはMIPIアライアンスのサービスマークです。



本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。




Contacts


Interprose for MIPI Alliance
Lisa McCausland, +1 303-888-2137
Lisa.mccausland@interprosepr.com



情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 MIPIアライアンスが人気のカメラ仕様CSI-2を拡張してモバイル以外にも対応