業績の課題で苦労しているアジャイル組織が、実績をあげるために以前にも増してCMMIを導入


ピッツバーグ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
能力成熟度モデル統合(CMMI)が世界中でますます利用され、拡張性のある堅牢で高業績を出せる組織を構築し、それらの組織がアジャイルで期待される恩恵を実現する上で役立っています。マッキンゼーの最近の調査によれば、さまざまなプロジェクトに全体的にアジャイルの開発手法を統合するのは、非常に困難が伴う作業です。アジャイルの規模拡大を目指す組織は、大掛かりな構造的変化とサポートが必要です。CMMIは組織がアジャイルの恩恵を受け、さまざまなチーム、部門、グローバル企業へと導入を拡大できるように手助けしています。CMMIインスティテュートは、ユーザーがCMMIを導入・実践し、アジャイル開発の組織として業績を改善できるよう支援するために、「
A Guide to Scrum and CMMI: Improving Agile Performance with
CMMI(スクラムとCMMIに関するガイド:CMMIでアジャイル開発のパフォーマンスを改善)」を公表しました。




CMMIインスティテュートは2015年に、CMMI評価を行った組織のうち、70%以上がアジャイルを利用していると推定しました。業績に関する課題で苦労しているアジャイル開発の組織は、実績をあげるために以前にも増してCMMIを頼りにするようになっています。例えば、ミナクスITサービシズは、既存のアジャイルプロセスにCMMIを適用したことで、スプリントの目標達成が30%から40%増加し、各スプリントで達成されるユーザーストーリーが30%増加し、期日内の達成が40%増加しました。さらにミナクスは、CMMIを利用して組織全体にアジャイルを拡大したことで、社内の職場文化をサイロ的なものから、統一され、足並みの揃った、1つのビジョンを共有するものへと変革しました。ミナクスITサービシズとミナクス・マーケティング・ソリューションズでグローバルリーダーを務めるMike
Doobay氏は、次のように語りました。「CMMIがもたらす競争力によって、当社は競合他社に対して優位な位置につくことができます。」



CMMIは、CMMIとアジャイルを共に導入・実施して成功するためのロードマップとして、「 A Guide to Scrum and CMMI:
Improving Agile Performance with
CMMI(スクラムとCMMIに関するガイド:CMMIでアジャイル開発のパフォーマンスを改善)」を策定しました。CMMIは、高業績を上げるために組織が“何を”すべきか、フレームワークないしマップを提供します。アジャイルはそれを“どのように”すべきか指示する特定のアプローチを提供します。手法や技術を適応させて、進化するに伴い、CMMIは組織がそれぞれのビジネス環境のダイナミクスにふさわしい方法で、技術を反復したり、カスタマイズしたりするための基盤を提供します。CMMIの導入によってもたらされる規律、組織の学習能力、一貫性は、組織がアジャイルをより強力かつ効果的に実践する上で役立ちます。



CMMIインスティテュートのカーク・ボトゥーラ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「CMMIが、アジャイル開発の組織でますます利用されているのを見るのは、有意義です。企業は安定した足場を維持しつつ、新たな機会に速やかに対応できる体制を整えられるよう、能力開発の方法を絶えず探しています。CMMIモデルは、アジャイルエンタープライズ全体で能力を開発して業績を改善できるバックボーンを提供し、ユーザーを導きます。」



「A Guide to Scrum and CMMI: Improving Agile Performance with
CMMI(スクラムとCMMIに関するガイド:CMMIでアジャイル開発のパフォーマンスを改善)」をダウンロードして、利用できるようになりました。CMMIおよびアジャイルについての詳細情報と、ガイドのダウンロードは、http://cmmiinstitute.com/cmmi-and-agileをご覧ください。



CMMI®インスティテュートについて



CMMIインスティテュート(CMMIinstitute.com)は、人、プロセス、テクノロジーのベストプラクティス推進における世界的リーダーです。当インスティテュートは、組織が業務をベストプラクティスと比較して業績のギャップを見極めることによって、組織の能力をベンチマーク評価し、成熟度を確立するための手段と支援を提供します。25年以上にわたり、航空宇宙、金融、医療、ソフトウエア、防衛、運輸、通信を含め、多様な業界の数多くの優秀な組織がCMMI成熟レベル評価を獲得し、有能なビジネスパートナーやサプライヤーであることを証明しています。CMMIインスティテュートは、技術が持つ有益な可能性を実現できるように専門家を支援する世界的な非営利組織であるISACAの傘下にあります。組織の業績向上を支援するCMMIの詳細については、CMMIinstitute.com.をご覧ください。



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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 CMMIインスティテュートが「スクラムとCMMIに関するガイド:CMMIでアジャイル開発のパフォーマンスを改善」を公表