ネット配信スキーム例

株式会社スティル(東京都町田市、代表取締役:木村 博)は、ネット配信される映像コンテンツをmicroSDカードで持ち出すことを可能にするソフトウェア・エンジン『Cargo-Engine』を2016年2月1日(月)に発表いたします。

『Cargo-Engine』には、2015年10月に発表した、映像データを著作権保護規格(CPRM:SD-Video規格)に準拠した形式に変換する「CPRMライブラリィ」をCore Engineとして採用しています。持ち出した映像コンテンツは、専用カードリーダー「kisoReader」(発売中)で読み込み、再生アプリケーション「kisoPlayer」(無償提供)で、ネット環境に影響されることなく、いつでも、どこでも視聴できます。



株式会社スティル URL

http://www.stil.co.jp/





■『Cargo-Engine』開発背景

現在、ネット配信を利用して数多くの映像コンテンツを携帯端末(スマホ、タブレット等)で手軽に視聴することができます。しかしながら、映像コンテンツは“ストリーミング”伝送されるため、視聴時の環境としてネット環境(例:WiFi環境)が必要となります。また、視聴時は大量の映像データ通信がなされるため、携帯端末にて契約した通信使用量を超えてしまう事も発生します。利用者の希望でもある“もっと効率よく”、“いつでも/どこでも”視聴することができる仕組の構築ツールとしてネット配信事業社向けに開発いたしました。ネット配信において最も重要とされる「著作権保護機能」、「違法コピー防止」、「使い易さ」を主要機能としています。





■『Cargo-Engine』の目的

・映像コンテンツ保持者(著作権保持者)の権利の確保

・違法コピーの防止

・使い易さ

・視聴環境に非依存で、いつでも、どこでも視聴可能





■『Cargo-Engine』の特長

<“著作権保持者の権利の確保”を実現>

・映像コンテンツの保存先の媒体としてmicroSDカードを採用

・データ転送機器として著作権保護対応USBデバイスを採用

・映像コンテンツの取り扱いとして著作権保護規格(CPRM)を採用



<“違法コピーの防止”を実現>

・microSDカードのプロテクト領域を利用した映像コンテンツの暗号化

・microSDカード毎に設定される読み取り専用データを利用した暗号化

・microSDカードとのデータ転送・認証プロトコルの実装



<“使い易さ”を実現>

・microSD専用USB Card Readerの採用(容量は最大32GBまで利用可能)

・携帯端末に簡単接続できるUSBデバイス

・ネット通信時間の短縮(映像コンテンツのダウンロード時間のみ)



<“環境非依存”“いつでも/どこでも視聴”を実現>

・専用カードリーダー「kisoReader」と再生アプリケーション「kisoPlayer」との併用

・「視聴期限付き保存機能」で持ち出し後も映像コンテンツを保護





■『Cargo-Engine』で実現可能な機能例

・各映像コンテンツを視聴期限付きで持ち出しが可能

・視聴期限切れ時にコンテンツの自動消去が可能

・TV変換機(HDMIインターフェース)を使い、TVでの視聴も可能





■商品情報

本製品は携帯端末上にて動作するソフトウェアです。

映像コンテンツのダウンロードアプリケーションにおけるセキュリティ用Engineとして提供します。





※「CPRM:Content Protection for Recordable Media」は、4C-Entity LLCの商標です。

※文中に記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標もしくは登録商標です。

※本プレスリリースは、発表日現在の情報です。検索日と情報が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

※「kisoReader」「kisoPlayer」は、株式会社スティルの製品です。





■会社概要

商号  : 株式会社スティル

代表者 : 代表取締役 木村 博

所在地 : 〒194-0023 東京都町田市旭町3-13-23

設立  : 2000年5月

資本金 : 3,000万円

事業内容: 組み込み系ソフトウェア開発、ハードウェア開発

URL   : http://www.stil.co.jp





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株式会社スティル

sales@stil.co.jp
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