国連海洋科学の10年

国際連合(以下、「国連」)の「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年(2021-2030年)」(以下、「国連海洋科学の10年」)は、環境問題である磯焼けの解決手段として日本国内外でウニ畜養事業を展開する弊社ウニノミクス株式会社(所在地:東京都江東区、代表取締役:武田 ブライアン 剛)含むウニノミクスグループ(以下、「ウニノミクス社」)を公式推薦することを発表しました。営利企業としてこの国連公式推薦を受けるのは世界で3社だけとなります。

公式推薦に関するURL(「国連海洋科学の10年」ホームページ 英文)
https://www.oceandecade.org/actions/urchinomics-global-kelp-forest-restoration-sea-urchin-ranching-alliance/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/292883/LL_img_292883_1.jpg
国連海洋科学の10年

「国連海洋科学の10年」は海洋科学の発展を促進し、海洋生態系を守り持続可能な海洋開発を進めることを目的に、2017年の国連総会で宣言されました。2030年に期限を迎える持続可能な開発目標(SDGs)、とりわけSDGs14番「海の豊かさを守ろう」をはじめとする海洋に関係する目標の達成に向け、海洋科学に纏わる定性的・定量的知識と科学的根拠に基づく解決策を広く提供するための枠組みを提供しパートナーシップを活性化させるものです。

ユネスコ政府間海洋学委員会海洋政策・地域調整部門長兼「国連海洋科学の10年」コーディネータのジュリアン・バルビエール氏は、「我々は海洋の未来を守り健全な地球を取り戻すために最適なパートナー、イニシアチブ、企業を常に探し求めています。ウニノミクス社が取り組むウニ畜養事業による磯焼け対策と藻場保全は、多面的かつ三方良しの解決策であり、正しく「国連海洋科学の10年」の枠組みで支援し促進させたい模範的イノベーションです。」と述べました。

ウニノミクス社武田は、名誉ある公式推薦と賛辞を受け大変恐縮するとともに、「弊社が培ってきた畜養技術とビジネスモデルが海の生物多様性保全や開発目標達成に向けた解決策の1つと認識されたことを大変光栄に存じます。地球温暖化による海水温上昇や魚の乱獲など環境変化が起因となり異常発生し厄介者となったウニを美味しい高級食材に生まれ変える畜養技術と、ウニ畜養事業が拡大すればする程、磯焼け対策と藻場保全、ひいては海の生態系保護に寄与する本ビジネスモデルを高く評価いただきました。
弊社は世界で初となる磯焼け対策を目的とした商業規模でのウニ陸上畜養事業を日本で稼働させており、日本に継ぎカリフォルニア、カナダ、メキシコ、ノルウェー、オーストラリア、ニュージーランドでも事業化計画が進んでいます。「国連海洋科学の10年」公式推薦を受け、活動を共にするパートナー各位と協力し、「国連海洋科学の10年」が掲げるビジョンへ貢献するとともに、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向け邁進してまいります。」と述べました。

ウニノミクスの「国連海洋科学の10年」授与および協力者の皆様の情報
https://www.uninomics.co.jp/un-ocean-decade


◎ウニノミクス社について
ウニノミクスは世界初の磯焼け対策としてのウニ畜養を商業規模で展開する企業であり、ノルウェー食品・漁業・水産養殖研究所(NOFIMA)の技術を基に日本国内、ノルウェー、カナダ、米国における複数拠点での実証実験を行い、磯焼け状態の海で採捕した市場価値のない痩せウニを2カ月程度で食用に適した身入りと品質のウニに畜養する効率的な技術を確立しています。また同技術を用いることにより、天然ウニの旬に限らず、年間を通して安定的に高品質のウニを生産出荷可能にしています。さらに、餌には持続可能な方法で収穫された食用昆布の端材を主原料に用いることで、ウニ本来の味を引き立て、ホルモン剤、抗生物質、保存料などを一切使用しない専用飼料を使用しています。
商業生産拠点の拡大にあたっては、地域ごとに合弁事業を設立した生産に向け、国内外の磯焼け地域において漁業水産関係者などの事業者と事業化検討を進めています。

【会社概要】
商号 : ウニノミクス株式会社
代表者: 代表取締役 武田 ブライアン 剛
所在地: 東京都江東区木場2丁目13番6号
設立 : 2017年1月
URL : https://www.uninomics.co.jp/
情報提供元: @Press