次世代にこの豊かな自然環境を残していくために、KEENは2012年から<Detox the Planetイニシアティブ>をスタート。 サプライチェーンから有害な化学物質を特定・除去し、それらを安全かつ効果的な他の手段に置き換えた環境負荷を最小限にした製品づくりを積極的に行っています。また、当社の靴を製造する労働者の福祉やコミュニティの改善も目指しています。
2021年4月、地球環境について考え、共にアクションを起こし、地球をデトックスする<Detox the Planet>月間を実施。<Detox the Planet>月間第一弾として、フットウェアの撥水加工プロセスから有害化学物質であるPFCsを排除するPFC-FREE(ピーエフシーフリー)のフットウェア製造過程を<GREEN PAPER>としてオープンソース化いたしました。
非営利アドボカシー団体である環境ワーキンググループが2021年1月に行い、SCIENTIFIC AMERICAN誌に掲載された研究*では、「大多数のアメリカ人の飲料水には<永遠の化学物質>が含まれている可能性が高い」とされ、問題が広範囲におよんでいることが明らかになりました。さらに「これらの化合物が自然界で分解されるには、数百年、あるいは数千年かかることすらある。また、体内に蓄積され健康被害を引き起こす可能性もある」とも述べられています。 *出典:SCIENTIFIC AMERICAN:Forever Chemicals Are Widespread in U.S. Drinking Water
▼2021年4月、KEENは地球環境について考え、共にアクションを起こし、地球をデトックスする<Detox the Planet>月間を実施▼ 2021年4月1日(日本時間)の<GREEN PAPER>公開をはじめ、4月9日の売上げの10%を、無料で給水できる場所を簡単に探せるアプリを開発し、人々の消費行動を持続不可能から環境に責任を持つものに変えることをミッションにしている共創型プラットフォームの「mymizu」へ寄付、4月23日の売上げの10%は、西表島の希少種をはぐくむ貴重な自然や文化を明日へ継承することを目指して活動する「Us 4 IRIOMOTE」へ寄付を実施。また、気候変動問題を啓発することを目的とする若者が主催する音楽ライブイベント「Climate Live Japan」のクラウドファンディングをサポートします。 そして、音楽やアートでその実力を発揮し、後年は森林保護活動にも力を注いだジェリー・ガルシア×KEENコラボレーションモデルにおいては、全世界の売上げの1%を世界最大の温帯雨林『トンガス国有林(アメリカ)』などの保護活動を展開する団体「The Wilderness Society」に寄付し、温暖化防止へ向けた包括的アクションを実施します。
<KEEN>は米国オレゴン州ポートランドを本拠とする、社会貢献を経営の礎とする家族経営のアウトドア・フットウエアブランドです。出自や性別、世代を超えて「誰もがいつでもソトを楽しめ、やりたいことを実現できる世界」を目指し、より良い暮らしとソトの冒険へいざなう、オリジナルかつ汎用性あるフットウエアを提案しています。2003年の創業と共に発表した水陸両用サンダル『NEWPORT』はフットウェア業界に革命を起こしました。その機能性・快適性・デザイン性を業界最高水準でアップデートし続ける革新的な製品は、有害物質の排除やリサイクル素材の採用など、環境負荷の低減を推進する<Detox the Planet>のもと製造しています。 また、環境保護、気候正義、そして災害支援、ジェンダー平等など社会正義への取り組みを「キーン・エフェクト」と呼び、この活動の推進にコミットしています。