「FOOL ON THE HOLIDAY」(以下“フールオン”)が提供する内容は、複数のトリビュートバンドのそれぞれの演奏だけではく、ジャンルを超えた企画を盛り込んでいます。昨年は、アルバム「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」の全曲を42人のオーケストラと、6人編成のインド楽器隊を入れた完全生音再現を実現。これによりクラッシック奏者・インドの民族楽器奏者・ロックバンドがボーダーを超えて交わり、さらに著名な同アルバムのジャケットを「人間で再現する」というフール企画でお客様を巻き込み、出演者とお客さんのボーダーを超えたステージとなりました。
オープニングショウを六本木アビーロードのレギュラーバンドであるThe River Birdsの特別出演で飾り、続いてTHE BEATMASTERSが、ロイヤル・アルバートやシェイ・スタジアム公演など初期のライブシーンを再現。失神するファンや警備員まで登場します。次にプロバンドであるCOMMA-DADAが、リリース50周年を迎えるアルバム「Abbey Road」収録曲を管弦楽団入りで全曲再現。ラストのプラスチック小田バンドは、ジョン・レノンのソロ時代の楽曲を、その心情を綴った芝居と合わせて、映画のようなステージとなります。この「ストーリーライブ」は、フールオンならではの大きな特徴です。