KLMオランダ航空 創立100周年


6月29日、祝賀イベントでのピーター・エルバース社長兼CEOと本社スタッフ


祝賀式典でスピーチするオランダのインフラ及び治水管理担当コラ・ファンニーヴェンハウゼン大臣


スキポール空港格納庫での祝賀会の様子

KLMオランダ航空は本年10月7日に創立100周年を迎えます。

創立記念日の100日前にあたる6月29日にアムステルダム・スキポール空港で祝賀イベントを開催し、航空業界の将来に向けて様々な提携を目指すと発表しました。

また同日に世界各国のメディアで意見広告を展開、「Fly Responsibly‐フライ レスポンシブリー(責任ある航行)」計画*の下で、より持続可能な航空産業の未来を追求するためにあらゆる業界関係者に利害を超えて協力しようと訴えました。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/187464/LL_img_187464_1.jpg

KLMオランダ航空 創立100周年



2019年10月7日、KLMオランダ航空は創立以来の社名で100周年を迎える、世界初のエアラインとなります。KLMオランダ航空はビジネスチャンスを逃さず、困難を乗り越え、提携会社と手を携え、そして新しいテクノロジーを積極的に取り入れることに力を注ぎ、このすばらしい節目を迎えることになりました。この機会にKLMオランダ航空では100周年に関する最新ニュースや貴重な歴史映像、記念ロゴグッズのオンラインショップなどを集めた特別記念サイトを開設、10月7日までさまざまな情報がアップロードされます。 https://klm100.com/en (英語のみ)



創立100周年まであと100日、という記念すべき日に、KLMオランダ航空はボーイングB787-10型機の初号機の納入を予定していましたが、米国のボーイング工場からの航空機納入は1日遅れて6月30日日曜日に到着しました。

現在KLMオランダ航空は13機のボーイングB787-9 ドリームライナーを保有し、運航しています。今後ボーイングB787-10型を追加して合計28機のドリームライナーを保有する計画です。機材の刷新計画は、意欲的な持続的可能性目標を達成するための重要な要素です。



KLMオランダ航空の社長兼最高経営責任者(CEO)ピーター・エルバースは、次のように述べています。「過去100年間にわたり、弊社の起業家精神とイノベーションの追求は、航空業界で常に先駆的な役割を果たしてきました。100周年は我々の熱意へのコミットメントを再確認する機会と捉えています。つまりお客様を常に第一に考え、革新的、そして効率良く欧州から世界中に路線を展開するエアラインになるために確固たる決意で臨んでいくことです。今日から持続的発展に関して弊社が学び得た成功事例やすべてのツールを、すべての競合他社に提供し共有する所存です。競争を重んじてはいますが、航空産業の持続可能な発展については違います。

本日より私たちはすべての航空会社に無料、かつ弊社の名前を出すことなく、弊社が構築してきたCO2ゼロカーボンオフセットプログラムを提供します。その代わりに持続的発展可能な未来のために、我々の計画にも参加してもらい、他社の成功事例を相互に共有していきたいと考えています。」

オランダのインフラ及び治水管理担当コラ・ファンニーヴェンハウゼン大臣Cora van Nieuwenhuizen大臣は祝賀式典で次のように述べています。「KLMオランダ航空の成功はオランダの成功に直結しています。充実した幅広いネットワークと多くの就航都市を持つKLMオランダ航空は、アクセスの便利さ、ビジネス環境、雇用機会、そしてアムステルダム・スキポール空港の競争力の維持にとって非常に重要です。」





■「Fly Responsibly - フライ レスポンシブリー(責任ある航行)」計画について

KLMオランダ航空、持続的発展可能な航空産業のための連携を提唱

KLMオランダ航空は2019年6月29日に発表された持続的発展可能な航空産業のための協力を求める意見広告の中で、持続的発展可能な航空産業の解決策を開発するために利害を超えて協力しようと呼びかけました。KLMオランダ航空の提唱する「Fly Responsibly - フライ レスポンシブリー(責任ある航行)」計画の下、KLMオランダ航空は航空会社、提携会社、顧客、そして社員とKLMオランダ航空が行っている持続的発展のための実例やツールを共有し、その代わりに彼らの知見や見解を提供して欲しいと提案しました。



人類が作り出す世界のCO2排出量の2~3%は航空産業によるものです。人口、貿易、富の増加により、この割合は将来的に増加する可能性があります。エールフランス-KLMグループは過去14年間継続して、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスでトップ3の地位を保っています。今後もその地位を維持するために、KLMオランダ航空は運航機材の更新、独自のカーボンオフセットスキームの開発の分野で対策を講じ、最近では、世界初の持続可能な航空燃料プラントの開発へのコミットメントを表明し、フライングV*と呼ばれる革新的な航空機コンセプトを発表しています。それらの取り組みにより、2011年度と比較して2018年度は乗客1人当たりのCO2排出量が17%減少しました。

「“1社だけ”ではなく、業界が一丸となって協力しなければ航空産業における持続的発展可能に関する開発は進みません。だからこそ、「Fly Responsibly - フライ レスポンシブリー(責任ある航行)計画」の立ち上げに伴い、弊社のCO2ゼロカーボンオフセットプログラムの使用を無償提供し、我々のバイオ燃料プログラムへの提携を呼びかけたのです。」と、KLMオランダ航空のピーター・エルバース社長兼最高経営責任者(CEO)は語りました。



* KLMの「Fly Responsibly‐フライ レスポンシブリー(責任ある航行)」計画の詳細、持続可能な発展に関する事例やイベントに関する詳細は下記のリンクでご覧いただけます(英語のみ): https://flyresponsibly.klm.com/en#home



* フライングV*デルフト工科大学との共同研究で旅客機の新時代を切り開く画期的なV字型の機体開発を発表。この機体は客室、貨物室、燃料タンクの全てが主翼に収められ、従来の旅客機より高い燃費効率が可能。





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情報提供元: @Press