キャンペーンポスター


累計枚数グラフ


ハガキ回収枚数前年比較


ダシュワリさん写真

公益社団法人日本ユネスコ協会連盟(所在地:東京都渋谷区、会長:松田 昌士)は、12月から「ユネスコ世界寺子屋運動 書きそんじハガキ・キャンペーン2017」を実施しています。



キャンペーン詳細URL: http://www.unesco.or.jp/terakoya/kakisonji2017





当連盟は、戦争や貧困など、さまざまな理由で教育の機会に恵まれない子どもや大人のために「学びの場=寺子屋」を世界に広げていくユネスコ世界寺子屋運動を展開しています。この活動を支える一環として行っている「書きそんじハガキ・キャンペーン」は、ご家庭に眠っている“タンス遺産(*1)”を募金に換える活動で、1990年に開始して以来、2016年で26年目を迎えます。年賀状シーズンとなる12月からは特に書きそんじの回収を強化するため、全国の皆様の協力を呼びかけています。



タンス遺産の流れ

https://www.atpress.ne.jp/releases/118206/img_118206_9.jpg





世界に5,800万人(*2)もいる学校に行けない子どもたちのために。6人に1人といわれる読み書きができない15歳以上の人たちのために。うっかり書きそんじてしまったハガキをはじめ、タンスの中に眠った遺産を、世界の人々の学びの支援にかえることができます。書きそんじハガキや“タンス遺産”で、ユネスコ世界寺子屋運動にご協力いただければ幸いです。



*1 書きそんじてしまった郵便ハガキ、買い過ぎて余ってしまった年賀ハガキ、使っていない切手、プリペイドカード、株主優待券など家庭に眠っている換金ができるもの。

*2 「グローバルモニタリングレポート2015」参照。





■回収ハガキの累計枚数が1,100万枚を突破!

ハガキ回収枚数前年比較

https://www.atpress.ne.jp/releases/118206/img_118206_3.png

累計枚数グラフ

https://www.atpress.ne.jp/releases/118206/img_118206_2.png



※ハガキの形態で届いた枚数のみをカウント。寄付者が切手に交換して送ったハガキの枚数分は含まれていません。





■過去最高を記録した地域の回収状況(都道府県ランキング)

https://www.atpress.ne.jp/releases/118206/img_118206_8.jpg



※2015年11月~2016年10月の期間、ユネスコ協会から送られてきた枚数をもとにランキング。ユネスコ協会がない県や市区町村もあります。





■ご当地別書きそんじはがき回収アイデア:ユネスコ協会・表彰プロジェクト実施予定

事例1)全県全校のスケール力!

県内すべての小中高校が毎年の恒例行事としてキャンペーンに協力。



事例2)ご当地ならではの手作りプロモーションツール!

ポスターやチラシを自分たちで作成して地域の人たちに配布。



事例3)子どもたちのアイディアと汗!

小中学校の生徒会が手作りチラシなどを作成して、地域や家庭に協力を要請。



事例4)自治体、公的施設への働きかけ!

公民館や警察署、スーパーなど、人がたくさん集まる場所にポスト設置を依頼。



事例5)メディアプロモーション!

市の広報誌や地元の新聞への掲載。ラジオ局・テレビ局による取材や出演を通じた積極的な広報。



※上記は全国のユネスコ協会による取り組み事例の一部になります。

※2017年キャンペーン終了後に、「書きそんじはがき回収アワード」実施予定です。優れた回収アイデアや回収枚数に貢献したユネスコ協会への表彰プロジェクトを計画中。





■ユネスコ世界寺子屋運動とは

戦争や貧困など、さまざまな理由で教育の機会に恵まれない子どもや大人のために「学びの場=寺子屋」を世界に広げていく運動。1990年に開始。寄付や募金、書きそんじハガキ・キャンペーンなどを通じて集まった支援により、現在はアフガニスタン、カンボジア、ネパールで活動を展開しています。

寺子屋の建設や教員給与の補助など日本からの一方的な支援では、終了と共に現地の人たちの興味関心がなくなり、建物自体も使われなくなってしまいがちですが、世界寺子屋運動では、現地行政や支援先の地域の人たちと協力し、寺子屋を建てる前の段階から地域の問題を話し合い、共に考え、計画、行動するという方針に重きを置いています。地域の人たちにとって自らの活動であるという意識を高めることで、支援終了後も自立して寺子屋の運営を続け、村を活性化できる体制を整えています。





■書きそんじハガキ・キャンペーンとは

書き間違えや、古くて使用しないなどの理由で投函されていない未使用ハガキを回収するキャンペーン。キャンペーンを通じて集まったハガキを募金に変え、寺子屋運動の展開に使用しています。



・11枚の書きそんじハガキで、カンボジアではひとりひと月学ぶことができます。

・未使用切手やプリペイドカード500円分でも同等の支援ができます。



※書きそんじハガキ・キャンペーン2017 強化期間:2016年12月1日~2017年5月31日

 強化期間以外にも、ハガキや金券などの回収は一年中受け付けています。



キャンペーン詳細URL: http://www.unesco.or.jp/terakoya/kakisonji2017





■現地からの「ありがとう」の声

・ダネシュワリ・ヤダブさん(ネパール・識字後クラス学習者)

https://www.atpress.ne.jp/releases/118206/img_118206_4.jpg

https://www.atpress.ne.jp/releases/118206/img_118206_5.png (直筆手紙)

「クラスに出席するまでは、自分の感情や考えを家族の前で言うことができませんでした。クラスに参加してから、自分の考えを人前で説明できるようになりました。文字が読めるようになって、携帯電話が使えるようになりました。このように私の生活は大きく変わりました。寺子屋と日本の皆様に感謝しています。」



・ファテマさん(アフガニスタン・識字クラス学習者)

https://www.atpress.ne.jp/releases/118206/img_118206_6.jpg

https://www.atpress.ne.jp/releases/118206/img_118206_7.png (直筆手紙)

「私の住んでいる地域で識字クラスを開催してくれて、皆さんに感謝しています。以前は文字の読み書きができませんでしたが、今は読み書きができるようになりました。」





■公益社団法人日本ユネスコ協会連盟について

公益社団法人日本ユネスコ協会連盟は、UNESCO憲章の理念にもとづき、国際平和と人類共通の福祉の実現を目指し、ボランティアで活動する全国288のユネスコ協会とともに、国内外での教育の普及や、国内外の自然や文化の保護保全する世界遺産活動等、さまざまな活動を推進しています。
情報提供元: @Press