唐三彩鳳首瓶 唐時代

公益財団法人白鶴美術館(神戸市、1934年開館)では、2016年秋季展覧会を9月17日(土)から開催します。当館は、日本有数の閑静な住宅地である神戸・住吉地域に位置し、数多くの日本・東洋美術の優品(国宝2件、重要文化財22件)を所蔵します。



今回は、本館では、中国・唐時代美術の粋を極めた作品群を一挙大公開します。国宝2件、重要文化財9点を含めた美術品96点を展示します。また、新館では、ペルシア絨毯における時空を超えた文様の伝播力に着目して、異なる起源や形を共有する文様世界を具現した24点の作品を展示します。



■期間  :2016年9月17日(土)~12月11日(日)

■休館日 :毎週月曜日

      ただし、9月19日(祝・月)、10月10日(祝・月)は開館、

      9月20日(火)、10月11日(火)を休館

■開館時間:午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)

■入館料 :大人:800円/65歳以上・大学・高校生:500円/

      中・小学生:250円





■イベント情報

【講演会「唐代の皇帝権力と仏教美術」】

日時:10月30日(日)午後2時から3時30分まで

講師:稲本 泰生 氏(京都大学人文科学研究所・准教授)



【演奏会「秋韵(しゅういん)~二胡と揚琴が紡ぐ秋の風」】

日時:11月13日(日)午後2時から3時まで

奏者:鳴尾 牧子 氏(二胡)、山本 敦子 氏(揚琴)



【新館レクチャー1「ペルシア絨毯に織り込まれたモチーフの

 起源とサーサーン朝美術」】

日時:11月6日(日)午後2時から3時まで

講師:森 茂男 氏(大阪大学・名誉教授)



【新館レクチャー2「西アジアの自然、生き物、絨毯のデザイン」】

日時:11月23日(祝・水)午後2時から3時まで

講師:吉田 雄介 氏(神戸学院大学・非常勤講師)



【美術に親しむ会「唐文化をめぐって‐三つの美術を手掛かりとして」】

日時:11月3日(祝・木)午後1時30分から3時30分まで

講師:当館学芸員



【アート・トーク「展示品の魅力を語る」】

※当館学芸員によるスライド解説

日時:9月18日、10月9、23日、11月27日、12月4、11日の各日曜日、

   午後2時から3時まで



【ワークショップ「拓本~紙と墨で写すかたち」

 「リバーシブル?!~作ってわかる屏風の裏技~」】

日時 :10月、11月中の日曜日 午後1時30分から4時まで

指導員:神戸学院大学人文学部大原ゼミ生





■施設概要

公益財団法人白鶴美術館

所在地:〒658-0063 神戸市東灘区住吉山手6-1-1

・阪神御影駅、JR住吉駅から市バス38系統渦森台行「白鶴美術館前」下車

・阪急御影駅から北東約1km(徒歩約15分)

・無料駐車場あり(大型バスも可)



URL: http://www.hakutsuru-museum.org/
情報提供元: @Press