北朝鮮国営の朝鮮中央通信は20日、戦略巡航ミサイル「ファサル(矢)」型の発射実験を19日午後に黄海上で実施したと報じた。同通信は「目的が達成された」としている。

 実験は、ミサイル総局が実施。「超大型弾頭」の威力を確かめたとしている。北朝鮮は、2021年に発表した「国防発展5カ年計画」で、各種ミサイルの開発を目標に位置づけている。ファサルは核弾頭の搭載が可能だとされており、北朝鮮は今年1月から2月にかけて発射訓練を繰り返していた。

 また同通信によると、地対空ミサイル「ピョルチ(流星)」型の試射も19日午後に黄海上で実施した。【ソウル福岡静哉】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 北朝鮮、戦略巡航ミサイルを発射実験 「超大型弾頭」の威力確認