関東で強風、鉄道ダイヤ一部乱れる 八王子で最大瞬間風速28.1m

　日本の東で急速に発達した低気圧の影響で、27日は朝から全国的に強風に見舞われ、首都圏の鉄道では一部で徐行運転や運転見合わせなどでダイヤが乱れた。

　気象庁によると、東京都八王子市では午前9時ごろに最大瞬間風速28・1メートルを観測。午前10時過ぎにはさいたま市桜区で同24・1メートル、所沢市で同22・9メートルを記録し、いずれも2月としては観測史上最大となった。

　JR東日本によると、川越線は大宮―川越間で午前10時過ぎから運転を見合わせ、宇都宮線は宇都宮―黒磯間でも午前11時前から運転を見合わせた。また、強風による徐行運転のため、山手線や京葉線などの一部で10～40分の遅れが出た。【斎川瞳】