16日午後11時40分ごろ、神戸市中央区加納町6の公園「東遊園地」で、園内南側に設置されていたテント(約3メートル四方)から火が出ているのを散歩中の男性が見つけた。17日早朝に同園で開かれた阪神大震災の追悼行事「1・17のつどい」に備えて警戒に当たっていた警備員が消火器で消し止めた。けが人はなかった。

 兵庫県警生田署によると、焼けたテントには19日から同園周辺で始まる追悼イベント「神戸ルミナリエ」で使われるプラスチック製の丸テーブルやポールなどが置かれ、それらも激しく燃えていた。現場に火の気はなく、不審火の可能性もあるとみて調べている。【岸桂子】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 阪神大震災の追悼行事会場で不審火か テントやテーブル焼ける