能登半島地震で甚大な被害が出ている石川県輪島市で、市立中学校の生徒250人が一時的な集団避難を希望していることが、市への取材で判明した。全生徒約400人の6割超に上るという。親元を離れ、県の宿泊施設2カ所で集団生活することになる。

 輪島市内では停電や断水が続き、通学路の安全確保も見通せず、学校再開の見通しが立っていない。市教委は子供たちの学びの機会を確保するため、集団避難を保護者らに打診していた。【高橋隆輔】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 石川・輪島の中学生250人、一時集団避難を希望 全生徒の6割超