陸上自衛隊の航空事故調査委員会の幹部らが今月9日に東京・九段北の靖国神社を参拝したことを、毎日新聞記者が確認した。防衛省は11日、事実関係を認めて、参拝にあたって実施計画が作成されていたことや、委員長を務める小林弘樹・陸上幕僚副長(陸将)らが移動に公用車を使用していたと発表。宗教施設に部隊で参拝することや、隊員に参加強要することを慎むよう求めた事務次官通達に違反する可能性があるとして、調査を始めることを明らかにした。

 防衛省によると、参拝者は時間休を取得していたという。【松浦吉剛】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 陸自幹部が靖国参拝 通達違反の可能性、防衛省が調査開始