8日午後7時15分ごろ、佐賀県鳥栖市の佐賀競馬場で「従業員と馬がぶつかった」と119番があった。競馬場を運営する県競馬組合や消防によると、レース出走前のゲート内で競走馬が暴れ、そばにいた男性従業員が巻き込まれた。男性はけがをしたとみられ、病院に搬送されたが、意識はあるという。

 同組合によると、午後7時10分出走の第9レース(9R、ダート1400メートル)で、競走馬(8歳)がゲート入りの際に暴れた。従業員は発走係で、この馬をゲート内に入れる作業などをしていた。

 佐賀競馬場は1972(昭和47)年開設の地方競馬場。この日は12レースが予定され、9Rもその後、予定通り実施された。同組合の担当者は取材に「容体や経緯を確認中だ」と説明している。【城島勇人、平川昌範】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 ゲートで競走馬暴れ、従業員と接触 搬送、意識あり 佐賀競馬場