中古車販売大手「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が枯れるなどした問題で、大阪府は20日、大阪狭山市内にある同社店舗前の植樹帯の土壌から除草剤成分が検出されたと発表した。付近では樹木がなくなっており、府は器物損壊容疑で府警に被害届を提出する方針。

 府によると、大阪狭山市の店舗は聞き取りに対し、過去に除草剤を使用したことを認めているという。貝塚市内の店舗でも樹木がなくなっており、府は管理する道路沿いで植樹帯がある3店舗と合わせて土壌調査を実施中。この4店舗も10月2日までに結果が判明する予定。【井上元宏】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 ビッグモーター店舗前で街路樹枯れ 大阪府も被害届提出の方針