今年4月の静岡県議選で最年少当選を果たした中山真珠県議(28)が6日、県議会議長宛てに辞職願を提出した。中山氏は同日、公式X(ツイッター)で「自らの過ちを正し、最大限の反省と誠意を示すために出来ることは何か、悩み抜いた結果、議席をお返しすることが、今の私に出来る唯一の責任の取り方」などとするコメントを出した。

 中山氏は8月4日午後、車を運転中に静岡市内の横断歩道で歩行者の通行を妨げたとして警察官に声をかけられ、無免許が発覚した。その後、当時の所属会派への説明と警察の事情聴取で話した内容に食い違いがあることなどが判明し、県議会の3会派が辞職勧告決議案を9月議会に提出する方針を示していた。8月31日には、袋井市の男性からも辞職を求める請願が県議会議長に提出されていた。【最上和喜】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 無免許運転の静岡県議、辞職願を提出 「最大限の反省と誠意示す」