立憲民主党は1日、木原誠二官房副長官の妻が元夫の死亡を巡り警視庁から事情を聴かれたとの週刊文春報道に関し、国対ヒアリングを行った。木原氏は文書で、一連の報道に関して「刑事告訴した」と明らかにし、「事件性がないと判断された事柄について何かを語ることは人道上重大な問題を惹起(じゃっき)することから、警察当局にお尋ねいただきたい」と回答した。

 立憲は7月末、木原氏自身が説明すべきだとしてヒアリングへの出席を要請したが、木原氏は出席しなかった。文書では、一連の報道を巡り、刑事告訴したことや、妻の代理人弁護士が日本弁護士連合会に人権救済の申し立てを行ったとして、「これ以上の人権侵害が行われないようにご理解をお願いする」とした。【中村紬葵】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 木原誠二官房副長官が文書回答 週刊誌報道巡る立憲ヒアリングに