JR山手線は、24日の始発電車から信号装置の故障により、内回りと外回りの全線で約4時間半にわたって運転を見合わせた。午前9時ごろに運転を再開したが、68本が運休し、34本に遅れが出て約11万人の乗客に影響が出た。

 JR東日本によると、同日午前2時25分ごろに大崎駅の信号装置の不具合を知らせるメッセージが表示され、点検と復旧作業をした。信号装置の内部で電気系統の故障が起きたとみられるという。故障によって、大崎駅近くの東京総合車両センターから車両が出せなくなり、運転再開後も通常より電車の本数を減らして運行した。【高島博之】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 山手線、4時間半運転見合わせ 11万人に影響 始発から通勤時間直撃