東京都港区新橋3のビル火災で、現場から30メートルほど離れた居酒屋「甚兵衛」店主の脇田利光さん(57)は、レジでランチの伝票整理をしていたところ、「ドーン」という爆発音を聞いたという。

 「表に出たらビルの2階の窓からガラスや何かの破片が飛び散っていた。何もかも吹き飛んだって感じだった。ガスっぽい臭いや何かが焦げた臭いがし、数分で窓から炎が出始め、あっという間に大きくなって黒煙が上がった」と爆発の瞬間を振り返った。

 火元のビルの中にいた人たちが避難してきた様子も目撃したといい、「すっごい慌てた様子だった。30代くらいの男女は外に出て、頭を抱えながら路上で座り込んでいた」と振り返った。【春増翔太】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 「何もかも吹き飛んだ」数分で窓から炎 東京・新橋でビル爆発か