29日午前10時20分ごろ、横浜市鶴見区東寺尾中台のマンション敷地内で「娘が血だらけになっている」と家族から通報があった。神奈川県警によると、刺されたのはこのマンションに住む大学1年生の冨永紗菜さん(18)で、病院に搬送後、死亡が確認された。その後、20代の男性が凶器とみられる包丁を持って県警鶴見署に自首した。「彼女が家から出てくるところを待ち伏せして刺した」と供述しているという。同署は容疑が固まり次第、殺人容疑で逮捕する方針。

 鶴見署によると、2021年10月から今月にかけ、冨永さんと交際相手の男性とのけんかで、警察官が現場に駆け付けたことが計4回あったという。同署は交際が続いていたかなど動機を詳しく調べる。現場はJR鶴見駅の西約1キロの住宅地。【柿崎誠、牧野大輔、宮本麻由】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 横浜刺殺、女性は18歳 交際男性とけんかで警察4回出動か