ベラルーシの反政権派の元外交官、ツェプカロ氏は27日、ルカシェンコ大統領(68)がロシアのプーチン大統領と密室で会談後、モスクワの病院に救急搬送されたとSNS(ネット交流サービス)に投稿した。

 ツェプカロ氏はツイッターで、ルカシェンコ氏の「危機的状況」に対応するために専門医が治療にあたったが、「移送は不可能」と判断されたと説明。治療はロシア側が毒殺に関与したとの臆測を呼ばないためだと指摘した。一方で、「さらなる確認が必要」とも記しており、真偽は不明。

 ルカシェンコ氏は今月、体調不良のような様子が見られた後、公の場に数日間姿を現さず、健康問題が取り沙汰されていた。【国本愛】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 ベラルーシ・ルカシェンコ大統領、救急搬送か 野党指導者が投稿