バッテリー交換の契約をした際にクーリングオフ制度の記載が無い書類を渡したとして、愛知県警生活経済課と北署は17日、同県清須市西枇杷島町小場塚、ロードサービス業、斉藤竜也容疑者(42)を特定商取引法違反容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は2022年6月11日ごろ、三重県鈴鹿市内のコンビニエンスストア駐車場で、同市の女子大学生(20)とバッテリー交換の契約をした際、クーリングオフ制度の記載がない書面を渡したとしている。

 同課によると、大学生は車のバッテリーが上がったことからインターネット検索で見つかった「カーレスキュー東海」に連絡。ホームページには「Web限定57%OFF 基本料金3480円~」と記載されていたが、斉藤容疑者は女子大学生に10万4500円を請求。「保険が出るから」などと言って契約を迫った上、女子大学生に「クーリングオフはしません」と書類に書かせていたという。【山下俊輔】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 車バッテリー交換で高額請求 クーリングオフ記載ない書類渡した疑い