近畿大テニスサークルの飲み会で2017年、2年生だった登森勇斗(ともりはやと)さん(当時20歳)が一気飲みをした後に死亡したのは、参加した学生らが適切な救護措置を怠るなどしたのが原因だとして、両親が当時の学生らと大学に計約1億500万円の損害賠償を求めた訴訟で、両親と近大は17日、大阪地裁で和解した。両親側の代理人弁護士が明らかにした。

 大学側が遺族に弔意を示すとともに、再発防止策の実施を約束する内容。近大はホームページで和解が成立したことを公表した。【山本康介】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 近畿大生、一気飲み死亡訴訟 大学が弔意示し両親と和解 大阪地裁