【カイロ時事】チュニジアで29日行われた議会選挙(定数161)の決選投票で、選挙管理委員会は投票締め切り後、暫定投票率が11.3%だったと発表した。昨年12月の第1回投票と同じく異例の低投票率で、「政治改革」と称して強権化を進めるサイード大統領への国民の不信があらわになった。  第1回の投票率は11.2%で、23人が当選。決選投票は第1回で過半数を得票した候補者がいない131選挙区の上位2人によって行われた。暫定結果は2月1日までに、最終結果は3月4日までに発表される。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 議会選決選、投票率11.3%=大統領への不信あらわ―チュニジア