【ワシントン時事】米ホワイトハウスは23日、バイデン大統領が北朝鮮人権担当特使に国務省の民主主義・人権・労働局東アジア・太平洋部長を務めるジュリー・ターナー氏を指名すると発表した。特使のポストは2017年1月以降、空席となっている。  就任には上院の承認が必要。ターナー氏は国務省で北朝鮮の人権問題などに携わった後、国家安全保障会議(NSC)の東南アジア部長などを歴任。過去に北朝鮮人権担当特使の下で特別補佐官を務め、フランス語と朝鮮語を話す。  北朝鮮人権担当特使は、ブッシュ(子)政権時に設けられ、オバマ政権下でロバート・キング氏が務めた。米朝首脳会談を行ったトランプ前政権は特使を一度も指名しなかった。 【時事通信社】
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記事名:「 米、北朝鮮人権特使を指名=17年以降空席