【ニューヨーク時事】国連安保理は5日、イスラエルの極右閣僚がエルサレムのイスラム教聖地ハラム・アッシャリフ(ユダヤ教呼称「神殿の丘」)を訪問したことを巡り、緊急の公開会合を開いた。各理事国から緊張激化につながるとして懸念の声が相次いだが、イスラエル側は「訪問は認められている」と反発した。  聖地はユダヤ教徒も訪問できるが、礼拝は認められていない。かねてユダヤ教徒の礼拝も可能にすべきだと主張していたイスラエルのベングビール国家治安相が3日、聖地を訪れたことで、アラブ諸国を中心に波紋が広がっている。 【時事通信社】 〔写真説明〕米ニューヨークの国連本部(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 国連安保理、聖地訪問に懸念相次ぐ=イスラエルは反発