【マニラ時事】フィリピン北部ルソン島のクラーク空軍基地に6日、日本の航空自衛隊のF15戦闘機2機が着陸した。フィリピン空軍と航空自衛隊が行っている部隊間交流の一環で、フィリピンに戦闘機が派遣されたのは初めて。南シナ海の軍事拠点化を進める中国も念頭に置いたものとみられる。  西部航空方面隊の高橋秀雄副司令官は歓迎セレモニーで「両国ならびにインド太平洋地域の平和と安定のため、協力関係を高めていきたい」とあいさつした。2国間訓練は昨年7月に初めて実施。今回の部隊間交流は11月27日~12月11日の日程で、航空自衛隊員約60人が参加している。 【時事通信社】 〔写真説明〕フィリピンのクラーク空軍基地に到着した航空自衛隊のF15戦闘機=6日、同国パンパンガ州
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 空自戦闘機、比に初派遣=部隊間交流で2機