【上海時事】中国国営新華社通信は1日までに、新型コロナウイルス対策を率いる孫春蘭副首相が、オミクロン変異株の毒性の低さやワクチン接種の普及を踏まえ「中国の防疫対策は新たな局面、新たな任務を迎えた」との見解を示したと伝えた。各地で大規模な抗議デモを招いた厳格な「ゼロコロナ」政策の転換を示唆した可能性がある。  孫氏は11月30日の専門家会合で、中国政府が新型コロナ流行以降の3年間、国民の生命の安全と健康を最優先し、防疫に取り組んできたと強調。今後は専門家の意見を聞き、科学的根拠に基づく実効性のある対策を講じる意向を示した。 【時事通信社】 〔写真説明〕中国の孫春蘭副首相=10月22日、北京(EPA時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 中国、防疫対策は「新局面」=「ゼロコロナ」転換示唆か―副首相