【ヌサドゥア時事】20カ国・地域首脳会議(G20サミット)を前に米中首脳会談が開かれたインドネシアのバリ島の超高級ホテルには、中国の習近平国家主席だけでなくロシアの代表団も滞在している。14日夕から行われた首脳会談の際には、バイデン米大統領と習氏の他に、ロシアのラブロフ外相が同じ敷地内に居合わせた可能性がある。  冷戦時代から今に至るまで陰に陽に関係が取り沙汰される中ロ。ロシアのウクライナ侵攻などを巡る議論が予想される中、同じホテルに陣取った両国の動きにも注目が集まりそうだ。  習氏は14日午後、夫人と共にバリ国際空港に到着。すぐにホテル入りし、バイデン氏との会談に臨んだ。  ラブロフ氏も既にバリ島入り。オーストラリアも拠点としているこのホテルは、全室スイートでランクは五つ星だ。ジェットバス付きのプライベートバルコニーも備えているという。 【時事通信社】 〔写真説明〕20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で中国、ロシア代表団が滞在するホテル=14日、インドネシア・バリ島
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 中ロ、同じ高級ホテルに=米大統領も会談で訪問―G20サミット