【カイロ時事】イスラエルとレバノンは27日、両国が面する東地中海の海上境界画定に関する協定に署名した。両国の沖合には天然ガス田があり、境界画定を受けて双方が開発や増産を進める方針だ。  敵対する両国の合意は異例。外交関係がない中、米国などが協議を仲介した。  イスラエルのラピド首相とレバノンのアウン大統領は、それぞれ自国で協定文書に署名した。ロイター通信によると、レバノンの交渉担当者は「新時代」の始まりだと歓迎。ラピド氏も「素晴らしい成果だ」と述べた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 海上境界で協定署名=敵対するイスラエルとレバノン