【サンパウロ時事】メキシコ中部グアナフアト州イラプアトで15日夜、バーに押し入った覆面姿の武装集団が銃を乱射し、州政府によると12人が死亡、3人が負傷した。地元メディアが17日伝えた。麻薬カルテル絡みの犯行の可能性がある。同州には自動車関連の日本企業が多数進出。イラプアトには日本人学校もある。  地元紙によると、バーは麻薬取引の場となっていた。武装集団は執拗(しつよう)に銃撃を続け、逃げ遅れた一部の客は遺体の下に隠れるなどして難を逃れたという。同州は殺人件数が4年連続でメキシコ国内で最も多く、9月下旬には別の市でも10人が死亡する乱射事件があったばかり。 【時事通信社】 〔写真説明〕メキシコ中部イラプアトで起きた乱射事件の現場周辺=15日(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 バーで銃乱射、12人死亡=メキシコ中部