厚生労働省の分科会は17日、新型コロナワクチンの接種後に死亡した72歳男性について、因果関係が否定できないとして死亡一時金の支給を決めた。国の救済制度の適用が認められたのは4人目。  厚労省によると、男性は慢性腎不全などの基礎疾患があり、ワクチン接種後に脳静脈血栓症などを発症して死亡した。予防接種法に基づき、遺族には死亡一時金4420万円などが支払われる。   接種後の健康被害に対し、国はこれまでに医療費を含む計4689件の請求を受理し、うち996件の支給を決定した。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 接種後死亡、新たに1人認定=新型コロナワクチン―厚労省分科会