新潟県の佐渡島観光をアピールするラッピングトラック3台がお披露目され、7日県庁で式典が行われた。新潟運輸の集配トラックに新潟大大学院の学生らがデザイン。主に東京都内を走行し、島の魅力発信につなげる。  ラッピングトラックは2トントラック2台と4トントラック1台。それぞれ佐渡島のトキや世界文化遺産登録を目指す「佐渡島(さど)の金山」、伝統舞踊の「佐渡おけさ」などの絵柄が色鮮やかに施され、目を引くデザインになっている。  デザインを監修した新潟大の橋本学教授は「東京都の景観条例に留意しつつ、見た人が印象に残るように色やバランスを調整していくところが難しかった」と話す。  式典であいさつした花角英世知事は「トラックは走り回って多くの人の目に触れるチャンスが多い広告媒体。佐渡の魅力に気づいていただくきっかけにしたい」と期待を込めた。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ラッピングトラックで佐渡の魅力発信=新潟県〔地域〕