【ベルリン時事】ドイツ政府の専門家委員会は10日、高騰するガス代の負担軽減策として、政府が実質的に消費者や中小企業のガス代を1カ月分肩代わりするよう提案した。早ければ来年3月にガス料金の上限を導入することも求めた。政府は提案を速やかに検討する。  公共料金比較サイトによると、国内の新規ガス契約の平均料金は9月初めに1年前の7倍弱まで上昇し、家計や企業経営を圧迫している。政府は9月末、エネルギー価格の高騰対策に最大2000億ユーロ(約28兆円)を投じる方針を示しており、今回の提案もその一環。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 政府がガス代1カ月肩代わり=高騰対策で検討へ―独