【ジャカルタ時事】インドネシア東ジャワ州マランのサッカー・スタジアムで多くの観客が犠牲になった暴動で、同国のジョコ大統領が5日、現場となったスタジアムを訪れ、「問題は、鍵が掛けられたゲートの扉と、傾斜が急な階段にあるように感じた」と述べた。犠牲者の多くは閉鎖された出口のゲート付近で見つかっている。  ジョコ氏は「そうした状況がパニックを引き起こしたのではないか」とも語り、1カ月以内に結論を出すよう真相解明チームに伝えたと強調した。プロサッカーリーグで使われているすべてのスタジアムについても、ゲートや観客席などの状況を調べるよう担当大臣に命じたという。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 「鍵の掛かった扉」を問題視=大統領、暴動現場訪問―インドネシア