【北京時事】香港紙・星島日報(電子版)は30日、複数の消息筋の話として、中国湖北省トップの党委員会書記だった応勇氏(64)が最高人民検察院(最高検)の党委副書記に就任したと伝えた。来年3月には検察長(検事総長)に昇進する見通しだという。  応氏は習近平国家主席の浙江省勤務時代の部下で、側近の一人とされる。湖北省の新型コロナウイルス対応で手腕を発揮したことから要職への起用が取り沙汰されていたが、3月に同省党委書記を退く人事が発表された際、「別途任用する」という文言がないことが臆測を呼んだ。4月からは、名誉職とされる全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の憲法・法律委員会副主任を務めている。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 前湖北省トップ、最高検に異動か=習氏側近、コロナで手腕―香港紙