逮捕の少女「2人殺せば死刑に」=数日前に刃物購入か―渋谷母娘刺傷・警視庁
時事通信社 2022年08月24日 11:42:32
東京都渋谷区円山町の路上で母娘が刺され重傷を負った事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された少女(15)が「2人殺せば死刑になると思った」という趣旨の話をしていることが24日、捜査関係者への取材で分かった。 ただ、少女は襲撃について「母と弟を殺す予行練習だった」とも話しており、警視庁少年事件課は、事件の動機を詳しく調べる。 捜査関係者によると、少女は調べに対し、「死刑になりたかった」と供述。「2人殺せば死刑になると思った」という趣旨の話もしているという。 少女は事件の際、包丁1本とナイフ2本を所持しており、「2~3日前に100円ショップで買った」と話しているという。事件当日の昼ごろ、普段使っているリュックサックに入れて埼玉県戸田市の自宅を出発し、JR武蔵浦和駅から電車で新宿駅に向かい、人気のない場所を探して渋谷区にたどり着いたとみられる。 事件は20日午後7時20分ごろ、円山町の路上で発生。少女は包丁で面識のない母娘を後ろから襲撃し、現行犯逮捕された。 (了)【時事通信社】
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