【ニューデリー時事】中国の観測船「遠望5号」が22日、補給のため停泊していたスリランカ南部ハンバントータ港を離れた。地元メディアなどが報じた。中国の港に戻る予定という。寄港をめぐっては隣国インドや米国が安全保障上の懸念を示していた。  遠望5号は当初、ハンバントータ港に11日に入る予定だったが、スリランカ政府は8日、到着延期を中国側に要請したと表明。ところが13日になって、スリランカ海域で科学調査を行わないなどの条件で入港を再度許可したと発表し、遠望5号は16日に到着した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 中国観測船、スリランカ離れる=米印が懸念、条件付きで入港