福島県双葉町の産業交流センターで20日、キャンドルナイトが実施された。東京電力福島第1原発事故の影響で、全域が帰還困難区域となっている同町。8月末の「特定復興再生拠点区域」の避難指示解除を控える町を応援しようと、優しい明かりで町を照らした。  東日本大震災以降、各地でキャンドルナイトを行っている「LOVE FOR NIPPON」が主催。約500個のキャンドルと、「双葉町はすてきなところ」「また福島に来ます」といった来町した人らの手書きメッセージを添えたろうそく約100個に火をともした。  主催団体の代表でキャンドルアーティストのCandle JUNEさんは「住民が帰還できるようになるのは大変素晴らしいこと。ここからがスタートだと思うので、今後も関わっていきたい」と語った。 (了) 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 避難指示解除控え、キャンドルナイト=福島県双葉町〔地域〕