日本新聞協会は3日、インターネット上での中傷など違法・有害情報への対策に関し「安易な規制導入は表現の自由に悪影響を及ぼす可能性が極めて高い」とする意見書を総務省に提出した。正当な批判を萎縮させることがないよう慎重な検討を求めた。SNS(交流サイト)運営会社などに偽情報の削除義務を課すといった法規制の導入にも反対した。  総務省は先月、違法・有害情報対策に関し「行政からの一定の関与について、速やかに具体化することが必要」などとする有識者会議の報告書案を公表し、意見を募集していた。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 安易な規制、表現の自由に悪影響=有害情報対策で意見書―新聞協会