「札幌まつり」として札幌市民に親しまれる北海道神宮例祭が行われた。平安絵巻から出てきたような華やかな装束を身にまとった人たちがみこしを担いでまちを練り歩く「みこし渡御」も3年ぶりに復活し、多くの市民が見守った。  2020、21両年は新型コロナウイルス感染症の影響でみこし渡御の開催を断念。今年はコロナ対策として、渡御の奉仕者数を例年の半数程度の約380人に削減し、市中心部での神事も取りやめた。  冷たい雨が降る中、みこし4基が北海道神宮を出発。笛や太鼓の音を響かせながら、市内約14キロにわたってみこし渡御を披露すると、市民の間からは「夏の風物詩が復活してうれしい」などと歓声が上がった。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 「みこし渡御」が復活=札幌市〔地域〕