静岡県熱海市で昨年7月に起きた土石流災害で県警は3日、行方不明となっている太田和子さん名義の診察券2枚が集積場に集められた土砂の中から発見されたと発表した。太田さんの所有物が見つかったのは初めて。  県警によると、集積場には土石流が襲った逢初橋付近の道路上に堆積した土砂が集められている。重機でふるいにかけた後、手作業で捜索していたところ、ケースに入った診察券が見つかった。  この日は発生から11カ月で、県警は広範囲で一斉捜索を行っていた。今後は土砂集積場の捜索を重点的に行う方針。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 不明女性の診察券発見=集積場の土砂内―熱海土石流