ウクライナ避難民への人道救援物資の輸送任務に当たる航空自衛隊の第1便となるC2輸送機1機が1日、埼玉県の空自入間基地を出発した。アラブ首長国連邦(UAE)で物資を積み、その後ポーランドに向かう。  輸送は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の要請を受け、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき実施。人道的な国際救援活動として自衛隊機が物資を輸送するのは、2003年のイラクからの避難民支援以来で、今回が6度目。  自衛隊機による輸送は6月末まで週1便ペースで行う予定。UAEでUNHCRが保有する毛布やシート、キッチンセットなどを積載し、多くの避難民が暮らすポーランドやルーマニアに運ぶ。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 救援物資輸送へ空自機出発=ウクライナ避難民支援